第二回 ベートーヴェン 第九 コンサート
~芸術の統合~
・公演日時
2025/ 5/18 (日)
・会場 神戸文化ホール大ホール
○出演
・指揮 音楽監督
上塚憲一(大阪音楽大学 教授)
・合唱指導 バリトン(ソリスト)
嶋本晃
・ソリスト
ソプラノ/久保田道子
メゾ・ソプラノ/嶋本真祐子
テノール/鹿岡晃紀
○主催
ベートーヴェン第九<芸術の統合>実行委員会
実行委員長・コンサートマスター 神田 恭子
○オーケストラ
ベートーヴェン第九<芸術の統合>オーケストラ
団長・合唱ピアノ 久保 敦子
第二回ベートーヴェン第九<芸術の統合>コンサート
【 2025年5月18日 開催決定 】
合唱団員募集中
2023年4月16日神戸文化大ホールにて、第一回ベートーヴェン第9芸術の統合コンサートを開催致しました。 年齢も経験も様々による演奏でしたが、参加者の方々、お客様からも、是非再演をというお声を頂き、この度、第二回を企画することになりました。あらためて、合唱団を募りますので、是非、私達とご一緒にコンサートを作り上げていきませんか?ご応募お待ちしております。
●お申し込みはこちらから
◯YouTubeにて第一回コンサートのアーカイブ等配信中
指揮・音楽監督
上塚 憲一
1981年京都市立芸術大学音楽学部卒業。 チェロを黒沼俊夫、バロックチェロを A. ビルスマ、室内楽を G. ボッセ、S. スタンデイ ジの各氏に師事。 1991年、98年大阪文化祭奨励賞、98年神戸灘ライオンズクラブ賞、91年坂井時忠音楽賞を受賞。現在は大阪 音楽大学教授、同音楽院登録講師、県立西宮高等学校音楽科非常勤講師。明石フィルハーモニー管弦楽団演奏 委員、同管弦楽 団運営副本部長、同ジュニア・オーケストラ常任トレーナー、西宮音楽協会会員。
合唱指導・バリトン
嶋本 晃
イタリア、ミラノに留学。帰国後、大阪音楽大学大学院オペラ研究室修了。オペラ・ミュージカルの他、宗教合唱曲等を中心に活動、 特に喜劇的役所で好評を博す。現在、OperAmici、演奏グループ赤とんぼ、The TARO Singers 各メンバー。神戸市混声合唱団団員、 上方オペラ工房副主宰、神戸女学院大学演奏員、阪急学園音楽講師・及び理事。関西アーティスト音楽事務所所属。声楽・コー ラス指導者としても活動している 。
実行委員長・コンサートマスター
神田 恭子
大阪音楽大学短期大学部弦楽器科卒業 。
バイオリンを堀郁子、山名公子、林泉各氏に、 ビオラ を財津進、深井碵章各氏に、
室内楽を上塚憲一氏に師事。
バイオリン教室を主宰しながら、神戸のオーケストラ、弦楽アンサンブルのコンサートマスター、弦楽アンサンブルの指導、お客様参加型のコンサート、イベント等の企画、演奏等、音楽を身近に楽しんで頂ける活動を行っている。
団長・合唱ピアノ
久保 敦子
神戸女学院音楽学部ピアノ専攻卒業。
ピアノを浅田綾子、尾崎文子、カールマンドラーフィ、奥村智美、の各氏に師事。室内楽を久合田緑、上塚憲一に師事。テレマン室内オーケストラ、大阪シンフォニカ、エウフォニカ交響楽団、三木室内管弦楽団と、それぞれピアノコンチェルトを共演。室内楽コンサートや、ジョイントリサイタルを、開催。ソロや声楽、器楽の伴奏や室内楽でも活動している。神戸音楽家協会会員。
ソプラノ
久保田 道子
愛知県立芸術大学卒業、同大 学院修了。ウィーン国際音楽 セミナー等に参加。「第九」や 宗教曲のソリスト、日本歌曲や ドイツリート、「ニューイヤーオペラコンサート」、 オペラ等に出演。中でも日本をテーマにした創作 オペラ「忠臣蔵」や「日本のピアノ音楽 100年展」 では短歌歌曲の初演で好評を博す。からだが響く 本当の声、発声講座やお話コンサートを行う。現在、 “名古屋二期会” 会員。ヴォーカルアンサンブル ロンド指導者。
メゾ・ソプラノ
嶋本 真祐子
大阪音楽大学声楽学科卒業。 宗教曲を中心にソロ、及びア ンサンブルの演奏を精力的に 行っている。また「クレッシェ ンド!」「たのしいリサイタルシリーズ」等、数々 の演奏会の企画・運営にも携わる。現在、上方オ ペラ工房、噂のシンガーズ 、ヴォイスペクティヴ、 アンサンブル・フロット、エコラール、演奏グルー プ赤とんぼ各メンバー。テレマン室内合唱団、和 泉市音楽家連盟「音の和」、関西アーティスト音学事務所所属。
テノール
鹿岡 晃紀
大阪音楽大学声楽学科卒業。各 地でのソロリサイタルをはじ め、モーツァルト4大オペラ等 のオペラ作品、J.S. バッハ「ヨハ ネ受難曲」「マタイ受難曲」「クリスマスオラトリオ」、 ヘンデル「メサイア」、ベートーヴェン「ミサ・ソレ ムニス」等の宗教作品に数多くソリストとして出演。 大阪・緑地公園駅すぐの音楽教室「令和音楽院」代表。 ひらの混声合唱団指導者。神戸市混声合唱団団員。 日本テレマン協会ソリスト 。
第一回 コンサートを企画して、、。
ベートーヴェン第九<芸術の統合>
実行委員長、コンサートマスター 神田 恭子
2020年1月、新型コロナウイルスの国内感染が確認され、 そこから私達の生活も、周りの世界も、大きく変化しました。
すでに2年半が経ちましたが、今でも私達はコロナ以前の生活を送ることができません。 さらに、世界では戦争も起こり、日々多くの犠牲者を生み続けています 人々は、物理的にも精神的にも分断され、自由に自分の思いを表現したり、 たくさんの人と様々な楽しみを共有することさえできなくなりました。
生きていくための最低限の生命維持活動とは言えない芸術の世界 そこに生きる私達に、このような非常事態に何ができるのか、、、 それを考え続けて、脳裏に浮かんだ鳴門市のドイツ館での第九演奏。
ベートーヴェン第九交響曲は、1918年6月1日第一次世界大戦の最中、 徳島鳴門市の俘虜収容所で、ドイツ兵捕虜によって、アジアで初めて全曲演奏されました。 その史実が表しているのは、人種を超えた平和、友情、人類愛であり まさに、ベートーヴェンが、第九で伝えたかったことでした。
第九交響曲は、ベートーヴェンが交響曲に独唱と合唱を取り入れた、 歴史上初めての試みであり、それによって、クラシック音楽も新しい世界が広がりました。
ベートーヴェンが私達に残してくれた、第九という遺産。
第九のコンサートをたくさんの人々と共に作り上げることによって、この大変な時代、 私達も人々の役に立つことがあるのでは、と立ち上げたのが、このコンサートです。
この曲を参加してくださる音楽家の方々と作り上げること、そして、そのメッセージに共感して頂 ける様々なジャンルの芸術家の方々や様々な立場の方々も、 年齢、人種を問わず、いろんな形で参加していただきたいと思います。 分断、分離を超えて、統合の世界がもたらす歓喜の世界を作り出したいと思います。
このコンサートが終わった後も、その繋がりを大切に、 これからの世界が愛と調和、そして平和な世界へと広げていけることを祈りながら、 全力を尽くしていきたいと思います。
ベートーヴェン第9<芸術の統合>の意味について
2020年1月に新型コロナウイルスの国内感染が確認されてから今日まで、私達は分離や分裂を経 験しました。 マスクやフェイスシールド、アクリル板を介してのコミュニケーション、マスコミでは、 ソーシャルディスタンスや密という言葉がメディアやSNS等で飛び交う毎日 人々のコミニケーションはマスクやフェイスシールド等を介してのものとなり、 人と人の間には距離ができ、「共同作業」というものは、存在を消していました。
交響曲第9番の第4楽章「歓喜の歌」シラーの詩には、「時の流れが切り離したものを結び合わ せるのだ。すべての人々は兄弟となるのだ」と書かれています。
これはまさにこの厳しい時代を生きる我々の課題であり、このイベントの題にすべきだと思いま した。
『芸術の統合』は文化祭をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
まず「統合」とは、二つ以上のものを1つにする、という意味ですが、統一、融合とは意味が異 なります。 「統合」には、それぞれのいいところを活かして、新たに一つのものを作るというニュアンスがあ ります。
つまり『芸術の統合』ということは、音楽・美術・文芸など様々な芸術が持つそれぞれの良いと ころを集めて、一つのイベントにするということです。
音楽で例えると、それぞれ演奏者の個性によって音色は異なりますが、そこに良い悪いは存在 しません。たくさんの「個の音色」が一つになって、素晴らしいオリジナルの音楽ができます。つま り、どの人の音色も殺してはいけない、全て生かすという意味で「統合」とい言葉を使っています。
また芸術に携わる者同士、助け合わなければいけないと思っています。 芸術家だからこそ分かる気持ちも、お互いにわかるからこそ助け合い、 芸術家がどれだけこの世界に貢献しているかを社会に知らせる必要があると思っています。 ジャンルは違えど、芸術家同士が互いに宣伝しあい、協力し合える機会(イベント)を作っていき たいと思っています。